小地域展
上砥山の歴史と文化

平成20年(2008)2月9日(土)〜3月23日(日)


↑上砥山の太鼓踊り

 栗東歴史民俗博物館では、市内の各地域を、おおむね旧大字単位でとりあげ、地域の歴史を探る小地域シリーズを平成12年度より継続して開催しています。本年は、旧金勝(こんぜ)地区から、上砥山(かみとやま)を取り上げます。
 上砥山は、栗東市の南寄りの、山間部に近い平野部にあり、古墳時代から人の活躍が知られます。中世には砥山庄(とやまのしょう)に属し、「上砥山」の地名も室町時代15世紀前半にはみられるようになります。江戸時代には上砥山村と称しました。
 近江には古くからの民俗行事がよく伝えられていますが、上砥山は7日間にもわたる山の神行事、野神へどぶろくを献上するどぶろく祭り、雨乞いの返礼と伝わる太鼓踊りなどで知られます。また、中村遺跡や竜王古墳といった遺跡や、日吉神社、勝専寺、浄西寺などの社寺もあります。
 本展覧会ではこうした上砥山地区の歴史や文化を展観し、その成り立ちや特色を紹介しようとするものです。地域を考えるひとつの契機となれば幸いです。

【展示構成】   出品目録はこちらをご覧下さい
1.上砥山の遺跡
2.砥山庄の成立
3.上砥山の社寺
4.十九道山と上砥山
5.上砥山のくらし
6.上砥山の景観


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