1.資料の収集と保存


 栗東の歴史や文化を考える上で重要と判断される資料を幅広く収集し、これを次世代に伝えます。



●栗東歴史民俗博物館の収蔵品について           (2008年3月末現在)


・総件数 4,987件 (総点数 約40,000点)  ※館蔵品、受託品を含む 

   このうち、重要文化財22件、滋賀県指定文化財8件、市町指定文化財25件を含む

民俗資料

歴史資料

美術工芸資料

3,077件
61.7%)

1,592件
31.9%)

318件
6.4%)

・左表は件数のデータですが、点数でみると民俗資料約6,000点、美術工芸資料約1,200点、のこりが歴史資料です。

・収蔵経緯による内訳(件数)は、寄贈約85%、受託約10%、購入・移管約5%です。


(注)件数と点数の違い


●資料の収集方針について

 以下の項目について、関連資料も含めて重点的に収集します。

  1.金勝寺文化圏および広く栗東の宗教文化にかかわる資料
  2.鈎の陣にかかわる資料
  3.街道文化にかかわる資料
  4.辻村鋳物師にかかわる資料
  5.岡笠山、國松桂渓、西田恵泉など郷土の作家にかかわる資料
  6.栗東の歴史と文化を明らかにする地方文書
  7.栗東市域を中心とした生活文化資料
  8.栗東市域を中心とした近現代の行政、生活、戦争などにかかわる資料
  9.その他、栗東の歴史と文化に関わる資料もしくは参考となる資料


●資料の保存について

◎収蔵環境の管理
・温度湿度など、資料の材質に応じた、望ましい保管環境をととのえて収蔵します
・文化財に被害を与える虫やカビの生態をふまえ、館内外の環境整備などにより、虫菌害被害を未然に防ぐ対策を講じます
・新規収蔵資料など、必要に応じて薬剤燻蒸を実施します

◎資料修覆
 現状のままでは安全に保管していくことが難しい状態の資料については、資料の積極的な保存手段として、修覆を行います。
 これにより、安全に次世代に継承し、また公開活用にも資することができるようになります。



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直線上に配置
栗 東 歴 史 民 俗 博 物 館
〒520-3016 滋賀県栗東市小野223-8
電話 077-554-2733 fax 077-554-2755
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