伊勢落の歴史と文化
2009年2月21日(土)〜4月19日(日)



伊勢落村麁絵図 天保12年(1841) 館蔵 里内文庫

 京都三条大橋を起点に東へ向かう東海道は草津宿から東海道・中山道と二つに分岐します。現在の栗東市域は草津宿を出たこの二つの幹線道路がそれぞれ次の宿場、石部宿(東海道)と守山宿(中山道)にたどり着くまでが通過しています。今回の小地域展では栗東市域を通る東海道の東端、伊勢落地区を取り上げます。
 伊勢落地区は、古代には東海道を下り伊勢へと向かう斎宮の禊場があったと伝わります。また、中世には後の真教寺や徳生寺につながる真宗の道場が開かれました。江戸時代には東海道石部宿に隣接する立地から、薬や酒などを扱う店ができました。。
 平成20年度の小地域展では伊勢落地区の歴史と文化を取り上げます。この展覧会が地域の歴史と文化を再認識するきっかけとなれば幸いです。

【展示構成】
     →出品目録はこちらをごらんください
伊勢落の環境と景観
金山古墳
伊勢落の寺社
伊勢落の民俗
  ・寿泉神社、徳生寺を中心とした年中行事
  ・岩上神社、真教寺を中心とした年中行事
むらのくらし
  ・伊勢落と郷代官
  ・伊勢落と東海道
  ・一ノ井をめぐるくらしと争論
  ・水のめぐみと伊勢落
スポット 伊勢落村人物志 高瀬量


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栗 東 歴 史 民 俗 博 物 館
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