特集展示「2008・2009埋蔵文化財発掘調査成果展」 

栗東市内での初めての本格的な発掘調査は、昭和56年(1981)に栗東町埋蔵文化財発掘調査団(当時)によって実施された、手原遺跡の調査にさかのぼります。以来、栗東市内での発掘調査は、栗東市教育委員会と財団法人栗東市文化体育振興事業団を調査機関として実施されています。それらの発掘調査では、縄文時代の前期から幕末・明治に至るまでの多種多様な資料が得られ、栗東という地域の歴史が明らかにされてきました。
今回の展示では、2008年度・2009年度の栗東市内での発掘調査の成果をご紹介いたします。

  
弥生土器(坊袋遺跡) 
 
 
子持ち勾玉(手原遺跡)

 
井戸からの一括土器(辻遺跡)   

  
白磁椀(林遺跡)

○展示概要

時代 遺跡 主な展示遺物 調査年度
弥生時代 中沢遺跡 弥生土器・石器 2009
弥生時代 坊袋遺跡 弥生土器甕 2007
弥生時代 手原遺跡 弥生土器 2009
古墳時代 出庭古墳群 二重口縁壷 2007
古墳時代 霊仙寺遺跡 土師器 2008
古墳時代 辻遺跡 滑石製品・土師器・須恵器 2008
古墳時代 手原遺跡 子持ち勾玉 2009
古墳〜奈良時代 小野遺跡 土師器・円面硯 2009
飛鳥時代 辻遺跡 井戸一括土器 2008
飛鳥時代 霊仙寺遺跡 瓦・帯金具 2007
飛鳥時代 高野・岩畑遺跡 須恵器・土師器 2009
奈良〜平安時代 手原遺跡 須恵器・土師器・帯金具 2008〜9
中世 高野遺跡 炉壁・再結合滓・黒鉛化木炭 2008
中世 林遺跡 白磁椀・黒色土器 2009
中世 多福寺遺跡 石製相輪・花瓶 2008

○展示資料の詳細目録はこちら(PDF、24KB)

○会期中の11月20日(土曜日)に、発掘調査報告会を開催しました。詳しくはこちら(すでに終了したイベントです。)


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栗 東 歴 史 民 俗 博 物 館
〒520-3016 滋賀県栗東市小野223-8
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