隠元禅師350年大遠諱記念展「黄檗の華」

会期：2022年5月21日（土曜日）から7月3日（日曜日）まで

協力：黄檗山萬福寺　、　公益財団法人日本習字教育財団　観峰館
【関連展示】公益財団法人日本習字教育財団　観峰館　
　　　　　　　 春季企画展「隠元隆�g禅師350年遠諱　黄檗インパクト」（会期：4月16日土曜日から6月12日日曜日まで）

【関連企画】・展示解説会：5月21日（土曜日）、6月11日（土曜日）、7月2日（土曜日）
いずれも14時から
　　　　　　　　・歴史文化財講座「地方に花咲く黄檗の華」：5月29日（日曜日）14時から

　臨済宗・曹洞宗とともに、日本の三禅宗の1つに数えられる黄檗宗は、江戸時代前期、中国から渡ってきた隠元隆�g（1592〜1673）が、京都宇治に黄檗山萬福寺を建立したことを濫觴とする新しい宗派です。黄檗宗の開創は、当時の最新の中国文化をもたらすものでもあり、江戸時代の人びとに大きな“インパクト”を与えることとなりました。そのような黄檗宗の文化は、天台宗をはじめとして、古くから仏教文化が栄えた歴史的風土を持つ近江にももたらされることとなります。
　江戸時代前期の近江には、戦国時代に荒廃した寺院が多く、黄檗僧たちは、これらの寺院の堂宇や寺地を譲り受け、黄檗寺院として再興することで、黄檗宗を広めていきました。栗太郡小野村（栗東市小野）の石場山萬年寺もその1つで、もとは平安時代の開基とされる小野寺が、黄檗寺院として再興されたものです。
　この展覧会では、隠元禅師350年大遠諱にあたり、萬年寺に伝わる文化財をはじめとして、地方に花開いた黄檗文化を紹介します。

出品資料目録
PDFファイルでご覧下さい→こちら

催し物案内に戻る

表紙に戻る

栗 東 歴 史 民 俗 博 物 館
〒520-3016 滋賀県栗東市小野223-8
電話 077-554-2733　fax 077-554-2755
http://www.city.ritto.lg.jp/hakubutsukan/