特別陳列 屏風の美


会期:2004年4月17日(土)〜5月16日(日)


 屏風は、日常の生活や、晴れの場において使われる身のまわりの調度のひとつとしてわれわれの身近なところにあり、生活に彩りを添えた美術品のひとつでした。
 本展で紹介する資料の多くは、栗東近在の家や神社などに伝来したものです。みやこなどから伝わってくる文化の動向を明敏にうけとって、自らのものとして取り入れ、また発信していったありさまがうかがえます。横井金谷や岡笠山といった画家や、さまざまな文化人たちも、こういった文化風土のなかからこそ生まれていったのです。
 

【出品目録】

大津晩興図屏風 横井金谷筆 江戸時代 六曲一隻 個人蔵
山水図屏風 横井金谷筆 文政7年(1824) 六曲一双 個人蔵
山水図屏風 横井金谷筆 文政2年(1819) 六曲一隻 個人蔵
放馬図屏風 江戸時代 六曲一隻 個人蔵
月次図屏風 江戸時代 六曲一双 個人蔵
関羽図扁額 岡笠山筆 江戸時代 一面 小槻大社蔵
水辺鶴下図 江戸時代 一鋪 個人蔵
近江八景下図 江戸時代 一鋪 個人蔵


(参考)スポット展示

双松猛虎図 岡笠山筆 江戸時代 一幅 個人蔵
立鶴図 岡笠山筆 江戸時代 一幅 館蔵


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