ヘルパンギーナの警報が発令されました。

更新日:2023年07月04日

『感染症発生動向調査に基づく流行の警報および注意報システムによる情報提供要領』に基づき、滋賀県全域にヘルパンギーナの警報が発令されましたのでお知らせします。

ヘルパンギーナについて

コクサッキーウイルスやエコーウイルスなどを原因として、発熱および口腔粘膜に認める赤い水疱を特徴とする、夏季に患者が増加する感染症です。例年、5歳以下の乳幼児を中心に流行します。ただし、成人などにおいても抵抗力が低下している場合は発症することがあります。

症状

感染後2日から4日に発症し、38℃から40℃の高熱、咽頭痛および口腔内の水疱などの症状を認めます。一般的に、経過は良好で、2日から4日程度で解熱し、口腔内の水疱も消失します。

治療方法

特別な治療方法はありませんので、症状を緩和させるために薬剤が処方されることがあります(対症療法)。また、口腔内の水疱による痛みがあるために食事がとれないことがあるので、十分に水分を補給することが大切です。水分補給ができない場合は、脱水状態となる可能性があるので医師へご相談ください。

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