食品ロスの削減に取り組もう!
1.食品ロスとは
食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことです。
令和3年度に実施した栗東市の食品ロス実態調査では、栗東市の家庭から排出された厨芥類(生ごみ)のうち、約34.9パーセントが手づかず食品(直接廃棄)や食べ残し等の食品ロスでした。
この調査での市民一人の一日あたりの食品ロス量は27g、およそお茶碗約1/5杯分の食べられる食品を毎日捨てていることになります。
食品ロスの削減は、わたしたち一人ひとりが、毎日の習慣を見直すことから取り組めます。
家庭でできることから取り組み、食品ロスの削減にご協力ください。
2.日本の食品ロスはどのくらい発生している?
日本では平成30年度に、年間約600万トン(事業者から324万トン、家庭から276万トン)が発生したと推計されています。
食品廃棄物などの利用状況など【平成30年度推計】(環境省食品ロスポータルサイトより)
3.家庭から発生する食品ロスってどんなもの?
家庭から発生する食品ロスは、大きく3つに分類されます。
- 食卓にのぼった食品で、食べ切れずに廃棄されたもの(食べ残し)
- 賞味期限切れ等により使用・提供されず、手つかずのまま廃棄されたもの(直接廃棄)
- 厚くむき過ぎた野菜の皮など、不可食部分を除去する際に過剰に除去された可食部分(過剰除去)
食べ残し 直接廃棄 過剰除去
(環境省食品ロスポータルサイトより)
4.家庭からの食品ロスを減らすには?(一人ひとりができること)
買い物のとき
- 買い物前には冷蔵庫をチェック!
- 「安く買う」よりも、「使いきれる量を買う」ことを意識する!
- すぐ食べるものは陳列棚の「手前取り」を実践する!
すぐに食べる商品は陳列順に購入する消費行動を訴えかけるキャラクター「すぐたべくん」(環境省より)
調理のとき
- 食べきれる分だけの料理をつくる!
- 余った食材は、インターネットなどで「使い切りレシピ」を検索してみる!
保存のとき
- 「賞味期限」と「消費期限」の違いを正しく理解する!
- 冷蔵・冷凍など料理や食材にあわせた保存方法を検討する!
- 保存食品や冷凍食品の食べ忘れに気をつける
(消費者庁 食品ロス啓発パンフレットより)
外食のとき
- 料理の量やボリュームを確認してから注文する!
- 食べきれる量への調整が可能かお店に確認する!
- 食べきれなかったときは、持ち帰りができるかお店に聞いてみる!
(消費者庁 食品ロス啓発パンフレットより)
〈参考資料〉消費省庁のホームページより
今日から実践:食品ロス削減:啓発用パンフレット/基礎編(令和元年10月版)(PDF:1.5MB)
今日から実践:食品ロス削減:啓発用パンフレット・ポスター/応用編(平成30年10月版)(PDF:1.2MB)
食品ロス関連リンク
- この記事に関するお問い合わせ先
-
環境政策課 生活環境係
〒520-3088
栗東市安養寺一丁目13番33号 栗東市役所2階
電話:077-551-0341
ファックス:077-551-0148
Eメール
更新日:2020年03月25日