新型たばこについて

更新日:2026年01月06日

「新型たばこ」とは?

「加熱式たばこ」などの新型たばこが急速に普及しています。

どのようなものか、ご存じでしょうか?

このページでは新型たばこのうち、主に加熱式たばこについて説明します。

 

加熱式たばこ

たばこ葉やたばこ葉を用いた加工品を電子機器で加熱して蒸気を発生させ、吸い込むもの。たばこ葉を使用するため、ニコチンを含む有害物質が発生します。日本で最も普及している新型たばこです。

主な製品:アイコス®、グロー®、ブルーム・テック®、リルハイブリド®

 

(参考)電子たばこ

装置内もしくは専用カートリッジ内の液体を電気加熱して蒸気を作り、それを吸い込むもの。加熱式たばこと混同されることが多い製品ですが、電子たばこと加熱式たばこは異なるものです。

日本では、ニコチン入りの電子たばこは医薬品であり医薬品医療機器等法(薬機法)により販売には許可が必要です。また、ニコチン入りの電子たばこの譲渡・販売は法律で禁止されています。

 

(参考)紙巻きたばこ

刻んだたばこ葉が紙で巻いてあり、燃焼させて煙を吸い込むもの。日本で「たばこ」といえば、紙巻きたばこを指すことが多いです。

 

加熱式たばこの健康への影響

加熱式たばこは、紙巻きたばこに比べて有害物質が少ないとされる場合もありますが、販売開始からの年月が浅いため、長期使用に伴う健康への影響は完全に解明されていません。

しかし、たばこ葉を使用していることから、ニコチンを含む多くの有害化学物質が含まれ、喫煙者本人と受動喫煙者の健康に悪影響を及ぼす可能性は否定できません。

 

よくある質問

煙が出ないので無害ですか?

加熱式たばこは紙巻きたばこに比べて害が少ないように宣伝されることも多いですが、無害になることはありません。たばこ葉が使われていることから、ニコチンによる依存性や健康リスク、健康リスク、有害物質の影響を完全に無くすことはできません。

 

子どもが生まれるので加熱式たばこに変えました。周囲への影響は少ないですか?

加熱式たばこは紙巻きたばこに比べて副流煙の影響が少ないと考えられることがありますが、蒸気が周囲に広がることで間接的な影響を与える可能性があります。

紙巻きたばこ・加熱式たばこを使用している父親の家族を対象とした研究では、紙巻きたばこ使用者よりは少ないものの、加熱式たばこ使用者の家族の尿中からもニコチン代謝物が検出され、受動喫煙のリスクにさらされていることがわかっています。

誤飲に対するリスク

0~6歳の子どもと同居する喫煙者を対象としたインターネットの調査では、紙巻きたばこより加熱式たばこを誤飲しそうになった割合が高いことが分かりました。

加熱式たばこは危険でないと誤った認識から、子どもの手が届きやすい場所に放置されやすいことが原因と考えられています。誤飲した場合、ニコチン中毒以外に加熱式たばこの中にある金属片で内臓を損傷する危険性も指摘されています。

 

禁煙目的で紙巻きたばこから加熱式たばこに変えることは効果的ですか?

加熱式たばこを「禁煙ツール」として使う人もいますが、ニコチンを含む製品では依存を継続するリスクがあり、禁煙に適しているわけではありません。

禁煙について(栗東市ホームページ)

 

【参考資料】

厚生労働省e-ヘルスネット「加熱式たばこの健康影響」

日本医師会「禁煙は愛」禁煙推進Webサイト