麻しん(はしか)の感染に注意しましょう
重症化しやすく、感染力が極めて高い麻しん(はしか)が、国内で2020年以降最多となるペースで感染拡大しています。更なる感染拡大防止にご協力お願いいたします。
麻しん(はしか)について
●主な症状
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水、目の充血といった風邪のような症状が現れ
2~3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発しんが出現します。
肺炎、中耳炎を合併しやすく、1,000人に1人程度の割合で脳炎が発症します。
死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。
●感染経路
空気感染、飛まつ感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染し、その感染力は非常に強いと言われています。周囲への感染可能期間は、発症日の1日前から解熱後3日間を経過するまでの期間で、発症前から感染力があります。
●治療方法
基本的には、発熱に対する解熱剤など症状に応じた治療を行います。
●予防と対策
手洗いやマスクだけでは、麻しんを予防することはできません。
最も有効な予防法は、麻しん含有ワクチンの接種です。
感染拡大防止についてご協力をお願いします。
(厚生労働省「麻しん感染拡大防止に向けた国民の皆様へのメッセージ」より)
<麻しん(はしか)を疑う症状がある場合の対応>
○麻しんを疑う症状がある場合は、外出を控えるとともに、受診する場合には、事前に医療機関に連絡の上、医療機関の指示に従ってご対応いただくようお願いいたします。
○感染拡大防止のため、受診の際には、公共交通機関の利用を可能な限り避けることについて、ご協力をお願いいたします。
<自治体の疫学調査へのご協力>
○麻しん(はしか)の感染拡大防止には、患者や接触者に対する行政による調査が重要です。ご協力をお願いいたします。
<ワクチン接種のご検討>
○ご自身の発症予防、重症化予防、集団としての感染拡大防止の観点から、ワクチンは2回接種することが重要です。
○お子様が麻しん・風しんワクチンの定期接種の対象である1歳又は就学前1年間にある場合、積極的に早期の接種をご検討ください。
○海外では大きな流行が複数の国で報告されています。接種が不十分な場合、渡航の2週間前までに接種することをご検討ください。
○2000年4月1日以前に生まれた方は、当時の感染状況もあり、2回の定期接種が行われていない可能性があります。母子健康手帳等で、過去の麻しんの罹患歴又は2回の接種記録を確認できない方は、今一度、麻しん・風しんワクチンの接種をご検討ください。なお、今回の流行は10代~40代の方を中心に流行していることも踏まえ、特にこの年齢層の方はご検討をお願いいたします。
<特にご注意いただきたい方々>
○特に、以下の方々は、2回接種をしていない場合はワクチンの接種をご検討ください。
・保育園や学校職員、医療機関職員など、小さいお子さんや患者さんと接触する機会の多い方
・空港職員、観光業スタッフなど渡航者と接触する機会の多い方
○また、以下の方々は、感染すると重症化すると言われていますのでご注意ください。
・妊娠中は麻しん風しんワクチンの接種はできません。 早産や流産のリスクがあるため、妊娠前の接種をご検討ください。
・免疫不全のある方は、主治医の方と相談のうえ、麻しん風しんワクチン接種をご検討ください。
・乳幼児は、肺炎や脳炎を起こすリスクがありますので、ご家族の接種歴を確認しワクチン接種をご検討ください。
麻しんの感染拡大防止に向けた国民の皆様へのメッセージ(厚生労働省) (PDFファイル: 435.8KB)



更新日:2026年06月17日