JRA栗東トレーニング・センターと栗東市のつながりとは？ “馬のまち栗東”限定のふるさと納税返礼品までご紹介

「馬のまち栗東」と聞くと、真っ先に浮かぶのはJRA栗東トレーニング・センター（栗東トレセン）。しかし、実際にはどのような場所で、栗東市とどのような関わりがあるのか、意外と知られていないのではないでしょうか。栗東トレセンの歴史や役割、栗東市との深い結びつき、そして馬のまちならではの魅力を、地元・栗東市の視点でわかりやすくご紹介します。

この記事では、

• 栗東トレセンの成り立ちや魅力
• 栗東市が「馬のまち」と呼ばれる理由
• 馬文化を楽しめるふるさと納税返礼品

を知ることができます。

「トレセンや競馬の背景をもっと知りたい」「馬のまちを応援したい」という方におすすめの内容です。

滋賀県栗東市（りっとうし）御園（みその）には、日本中央競馬会（JRA）の栗東トレセンがあります。栗東トレセンは国内でも最も歴史のある調教施設のひとつとして、競馬の発展に大きな役割を果たしてきました。

昭和30年代、競走馬の増加による厩舎不足や競馬場周辺の都市化により、JRAは「調教に特化した施設」の構想を掲げます。広大な土地が確保でき、主要競馬場へのアクセスも良い当時の栗東町（現栗東市）が候補地として選ばれ、日本で初めての本格的なトレーニング・センターが誕生しました。

• 1965年：栗東町（当時）とJRAの間で基本契約調印
• 1966年：「栗東トレーニング・センター」の名称決定
• 1967年：造成工事着工
• 1969年：栗東トレーニング・センター開設

開設から半世紀以上、ここ栗東から多くの名馬が誕生し、日本競馬の歴史を彩ってきました。栗東トレセンは地域に親しまれ、栗東市を象徴する存在となっています。

栗東トレセンは、普段一般の見学を受け入れていないため、競馬ファンにとっては見ることのできない“特別な場所”とされています。周囲は高い塀や木々に囲まれ、地元の栗東市民も見学の機会がありません。

そんな栗東トレセンの様子を外から楽しめるスポットが「横ケ峯展望所」です。この展望所は、金勝山ハイキングコースの入り口に位置しており、広々とした施設や馬が過ごす環境を一望できます。普段足を踏み入れることができない場所だからこそ感じられる特別感も魅力です。 栗東市を訪れる際には、ぜひこの展望スポットに立ち寄り、「馬のまち栗東」の雰囲気を満喫してみてください。

毎年5月、京都競馬場では「栗東」の名を冠した 「栗東ステークス」 がメインレースとして開催されます。

• 1984年：「栗東特別」としてスタート
• 1986年：名称を「栗東ステークス」に変更

レース当日は栗東市の物産展が開かれ、特産品や馬関連グッズが並びます。ターフビジョンには、応援にかけつけた栗東市のマスコットキャラクター「くりちゃん」も登場し、SNSでも話題となるほどの人気です。

「馬のまち栗東」を全国へ発信する重要なイベントとなっています。

栗東市では、市の魅力を広く発信するため、2019年から「日本騎手クラブ関西支部」に協力をお願いし、広報大使「うますぎる栗東大使」に就任していただいています。2025年には、関西支部長の和田竜二騎手に再委嘱状をお渡しました。

2019年1月には、栗東トレーニング・センターの競馬会館で武豊騎手へ広報大使の委嘱状をお渡ししています。

武騎手は、

「育ち、慣れ親しんできた栗東市は、ふるさとであり仕事の拠点。自分たちが頑張って、関西馬が活躍すると世界にも栗東という言葉が広がります。競馬を通して、少しでも貢献できるよう騎手クラブ全体で栗東市を盛り上げていきたいです。」

と抱負を語ってくださいました。

所属騎手からご提供いただく数量限定の直筆サイン色紙は、栗東市のふるさと納税返礼品として人気を集めています。

「普段は入れないトレセンの雰囲気を少しでも感じたい」という方におすすめなのが、栗東市のふるさと納税返礼品です。

• 調教で使われたゼッケン
• 騎手の直筆サイン色紙
• 競走馬が実際に使用した蹄鉄
• 馬モチーフのアクセサリー
• 引退馬とのふれあい体験チケット

など、栗東市ならではの“馬のまち体験”ができる品が豊富に揃っています。

寄附を通じて栗東を応援しつつ、この地で育まれた馬文化に触れてみてください。

本記事で紹介した内容は、栗東市が“馬とともに歩むまち”であることを示す、ほんの一部にすぎません。今後も馬にまつわる情報を発信していきますので、ぜひご覧ください。

「もっと栗東を応援したい」「馬の世界を身近に感じたい」という方は、ふるさと納税を通じて「馬のまち栗東」に関わってみませんか。栗東市ならではの魅力を、きっと感じていただけます。