ひだまりの家
ひだまりの家は
*あらゆる人権課題(差別)をなくし、子どもから高齢者までのすべての人が自分らしく生きていくために、本市の「福祉と人権のまちづくりの発信拠点」として位置づけています。
*あらゆる人権課題(差別)とは、法務省でも啓発活動強調事項として挙げられている次のこといいます。
(1)部落差別(同和問題)を解消しよう
(2)こどもの人権を守ろう
(3)女性の人権を守ろう
(4)高齢者の人権を守ろう
(5)障がいを理由とする偏見や差別をなくそう
(6)アイヌの人々に対する偏見や差別をなくそう
(7)外国人の人権を尊重しよう
(8)感染症に関連する偏見や差別をなくそう
(9)ハンセン病患者・元患者やその家族に対する偏見や差別をなくそう
(10)刑を終えて出所した人やその家族に対する偏見や差別をなくそう
(11)犯罪被害者やその家族の人権に配慮しよう
(12)インターネット上の人権侵害をなくそう
(13)北朝鮮当局による人権侵害問題に対する認識を深めよう
(14)ホームレスに対する偏見や差別をなくそう
(15)性的マイノリティに関する偏見や差別をなくそう
(16)人身取引をなくそう
(17)震災等の災害に起因する偏見や差別をなくそう
☆以下、このホームページでは、あらゆる人権課題を あらゆる人権課題(部落差別など) と表現します。
ひだまりの家 駐車場入り口
ひだまりの家は隣保館(りんぽかん)です。
隣保館とは、「地域社会全体の中で福祉の向上や人権啓発の住民交流の拠点となる開かれたコミュニティーセンターとして、生活上の各種相談事業や人権課題の解決のための各種事業を総合的に行う」ことを目的としており、同和対策事業特別措置法(1969年)及び社会福祉事業法(1997年)に基づく施設となっています。
ひだまりの家 玄関
さて、ひだまりの家には、コミュニティーセンター機能と老人福祉センター機能があります。
○コミュニティセンター機能
・子どもから高齢者までのみなさんがふれあったりお互いを尊重したりする場やあらゆる差別(部落差別など)の解決のための研修等の場を提供し、人や命を大切にするコミュニティの広がりを進めています。
○老人福祉センター機能
・マッサージ機などの健康増進機器、大きな畳の間のだんらん利用、入浴等を通して、高齢者のみなさまをはじめ利用者のみなさま相互のふれあいや世代間の交流を進めています。

大宝西ふれあい解放文化祭 エコ風船飛ばし~「私」の人権メッセージとともに
コミュニティセンター機能
☆であいのひろば
ここは、であいのひろばです。 玄関を入っていただくと広い空間があり、利用者のみなさまが最初にお出会いいただく場となっています。
入口右側にシルバーカーをご用意しています。必要に応じてご利用ください。
就学前のお子さんから小学生や中学生にも楽しんでいただけるおもちゃや運動用品を貸出しています。
☆図書コーナー ゆめのくに
図書コーナー ゆめのくにです。児童書(絵本やよみもの、コミックなど)がたくさんあり、本を通じて子ども同士や親子のふれあいを深めていただければと思っています。この思いは、ひだまりの家開館当初から地域のみなさまの願いとして受け継がれています。
人権に関する図書も部落差別問題の解決を中心として数多く用意しております。ぜひご一読ください。
ゆめのくにで本を読んでいただくだけでなく貸し出しもしております。(ただし、コミックなど一部の本は貸し出ししておりません)
ゆめのくにの入口です。リラックスして本を楽しんでいただくため、くつをぬいで入ってもらっています。約16000冊の本をご用意しています。
本だなは子どもたち視線に合わせて、低くできています。
ゆめのくにはあるところをイメージして作られています。それは・・・。ぜひ、ゆめのくにでお確かめください。
ゆめのくにには畳のコーナーもあります。あかちゃんや小さいお子さんをお連れのご家族はぜひご利用ください。
貸出カウンターの近くに、ひざかけもご用意しています。必要に応じてご利用ください。
☆コミュニティホール
コミュニティホールは約100名(いすは70人分)がご利用いただけるところです。研修会や会議、イベントにご利用いただいています。
また、赤ちゃんや就学前のお子さまをお連れの方、小学生や中学生がしゃべったり、寝転んだしてリラックスして過ごしていただける場所ともなっています。
就学前のお子さまにも楽しんでいただけるおもちゃもホール内に用意しています。
☆えんぴつのへや
えんぴつのへやは、静かに自習ができるところです。写真のようにいろんな高さのいすがあります。奥のいすは、主に小学生や中学生、高校生が使用されています。
辞典や辞書、知識が得られる本、仕事のことを調べられる本、人権の本もあります。
☆調理実習室
調理実習室は、料理を通してふれあいを深める場としてご利用いただいています。
手前の調理台はハンドルで高さが上下できます。小さいお子さま、いすや車いすをお使いのみなさまをはじめ、すべてのみなさまに気持ちよく使っていただける調理台となっています。
☆会議室 研修室
○会議室
少人数での会議や研修にご利用いただいています。
○研修室
会議室より少し広い部屋です。会議室とはパーテーション(移動できる壁)で仕切られているので、会議室や研修室を合わせた大きな部屋としてもご利用いただけます。
老人福祉センター機能
マッサージ機などの健康増進機器、大きな畳の間でのだんらん利用、入浴等を通して、高齢者のみなさまをはじめひだまりの家の利用者さま相互のふれあいや世代間の交流を進めています。
☆ふれあいルーム
ふれあいルームにはマッサージチェア、家庭用電位治療器(ヘルストロン)、血圧測定器、ルームランナーがあります。健康のためご利用ください。
このふれあいルームより先は、冬季(12月~2月)には床暖房運転しております。
☆おふろ ~ ぬくもりのゆ ひだまりのゆ ~
ひだまりの家には、ぬくもりのゆ と ひだまりのゆ の2つのおふろがあります。毎日(ひだまりの家の休館日を除く)、12時から15時の間にご利用いただいています。入浴受付は14時30分までとなっています。

おふろには車いすをご利用いただいたまま、入浴していただけるリフトも用意しております。
☆教養娯楽室
教養娯楽室は55畳からなる大広間です。利用者のみなさまがお話をされたり、囲碁や将棋を楽しまれたりしておられます。体を横にして日ごろの疲れをいやしていただくこともできます。教養娯楽室では飲食もしていただけます。
奥にはテーブルといすもありますので、必要に応じてご利用ください。
☆いきいきルーム
高齢のみなさまの健康の維持増進やいきがいを高めること、そして、介護の予防などをめあてにデイサービスを実施しています。
原則として、介護保険認定に至らない高齢のみなさんを対象とさせていただいています。
巡回バスも運行しています。巡回バス行先学区は、火曜日・治田学区、水曜日・大宝学区、木曜日・葉山学区、金曜日・金勝学区となっています。
いきいきルームの利用者のみなさんが作成された作品です。
子どもたちの活動・大人の活動(各種教室等)の紹介
ぽかぽかひろば ~ 今年度から栗東西中学校区在住の就学前のお子さんと保護者のみなさんを対象にして実施しています。
活動内容は、人権の話・親子のふれあい遊び・絵本の紹介や読み聞かせ・健康相談などです。
参加者同士がつながり合い、あらゆる差別(部落差別など)をなくして、みんなが幸せに暮らせる社会にするために活動をしています。
こころのたいけんクラブ ~ 大宝西小学校に在学するお子さまを対象にして実施しています。
こころのたいけんクラブは、いろいろな学年の子どもが集まって活動しています。
たくさんの体験活動や人との出会いを通して、人はかけがえのない存在であることに気づき、ともにあらゆる差別(部落差別など)をなくしていこうとする生き方を高める活動をしています。
NEW
ゆめのひろば の様子です。
大宝西保育園・大宝西幼稚園の5歳のみなさんが、毎月ゆめのくにに来られて、自分の好きな本を選んだり、絵本の読み聞かせを聞いたりしています。
NEW
親子料理教室 の様子です。
料理を通して、親子のふれあいや参加者の交流を深めていただくともに、食の大切さを感じていただいています。
ゆめのおはなし会 の様子です。
幼児さんから小学校低学年のお子さんを対象に、絵本の読み聞かせなどを行っています。この活動を通して、本をますます好きになっていただいてたり、参加者のみなさんの交流を深めていただいたりしています。
ひだまりの家だより
ひだまりの家だよりは、毎月1回発行しています。内容は、ひだまりの家の事業のお知らせ、健康やデイサービスに関するお話、新しい図書のお知らせ、「ひだまりのネタ」(ひだまりの家職員が執筆しています)等を掲載しています。
子どもたちや大人たちの学習会や研修会のようす
ひだまりの家では、あらゆる差別(部落差別など)をなくすための学習会や研修会のお手伝いをしています。例えば、市内の小学生が「十里まちづくり」学習を実施するときにはフィールドワークをしたり、市外から視察研修に来られた団体があるときにはお話をしたりさせていただいています。
各団体が自身で実施される学習会や研修会もたくさんあります。
このコーナーでは、そんな様子を少しでもみなさまにお伝えできたらと思っています。
2024年10月11日(木曜日)
人権資料・展示ネットワークのみなさん
2024年11月14日(木曜日)
葉山小学校5年生のみなさんの「十里まちづくり」学習の様子です。
2024年11月27日(水曜日)
大宝西小学校5年生のみなさんの「十里まちづくり学習」の様子です。

2024年11月28日(金曜日)
第61回全国隣保館職員近畿ブロックに伴う厚生労働省視察研修の様子です。
十里まちづくりについてのお話を聞かれたり、フィールドワークや館内見学をされたりしました。
2024年12月13日(金曜日)
第29回部落解放・人権政策 びわこ南部地域研究集会
【人権・同和行政部会】【隣保館部会】が合同で開催され、部落差別や他の人権問題の解決のため、隣保館や行政の責務について、活発な話し合いされました。

2025年1月21日(火曜日)
金勝小3年生のみなさんの「十里まちづくり」学習です
2025年1月30日(木曜日)
大宝西小学校4年生のみなさんの「十里まちづくり」の学習です。
2025年1月30日(木曜日)
幼児課職員研修
テーマ:部落差別問題 語り合いの学び・正しく学ぶ
市内保育園・幼稚園・幼児園の職員のみなさんが参加され、部落差別問題をなくしていくための自分の生き方について語り合われました。
2025年2月5日(水曜日)
大宝小学校5年生のみなさんの「十里まちづくり」の学習の様子です。学習の最後にはたくさんの質問をされていました。2月4日(火曜日)には大宝小学校の3年生が学習に来られました。
2月28日(金曜日)治田西小学校4年生
2月28日(金曜日)治田西小学校4年生
NEW
2月28日(金曜日)治田西小学校4年生の人権学習の様子です。
「部落差別をはじめとするあらゆる差別を今ある問題としてとらえ、十里まちづくりにかけた住民の思いに共感し、差別をなくすために、自分たちに何ができるかを考え、行動しよう」をテーマに、職員の話を聞いたり、まちのフィールドワーク・ひだまりの家内の見学をしたりされました。
2025年2月28日(金曜日)
第3回就学前教育担当者会議 NEW

NEW
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保育園、幼稚園、幼児園、地域、運動団体、小中学校、行政、ひだまりの家の職員のみなさんが、「差別をなくす思いを語り合おう」~地域の子ども・保護者・地域とのかかわり、一人ひとりが部落差別問題と向き合う中で~」をテーマに話し合いをされました。
人権啓発展示をご覧ください
ひだまりの家ではたくさんの人権啓発作品を展示しています。
それぞれの作品には、「部落差別をはじめ、あらゆる差別をなくすために」、「人が大切にされる社会にしたい」、「差別から子どもたちを守りたい」、「そのために子どもも大人もつながろう」などのメッセージであふれています。
どうぞご覧ください。
ひだまりの家にご来館の際は、これらの作品がどこに展示されているかお探しなられながらじっくり作品をご覧ください。
利用案内
開館時間
ひだまりの家全体の利用時間
火曜日から土曜日
午前9時~午後7時(貸館業務は午後10時まで)
日曜日
午前10時~午後6時(貸館業務は午後10時まで)
コミュニティホール、ふれあいルーム、教養娯楽室の利用時間
火曜日から土曜日
午前9時~午後7時
日曜日
午前10時~午後6時
図書コーナー(ゆめのくに)の利用時間
火曜日から土曜日
午前10時~午後7時
日曜日
午前10時~午後6時
浴室の利用時間
午前12時~午後3時
休館日
月曜日・祝日・月曜日と祝休日が重なるときの翌日
年末年始(12月28日から翌年1月4日まで)
このほか、館内整理期間は開館時間、休館日が変わることがあります。
利用料金
各部屋を貸切利用される場合は条例で定める使用料が必要で、使用日の3日前には使用許可申請書を提出してください。
また、浴室の利用は1人1回につき300円(市内に住所を有する満60歳以上又は中学生以下100円)になります。(障害者手帳などをお持ちの方は無料)

地図情報
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更新日:2024年01月15日