【平成14年度の展覧会】

◆収蔵品展―仏教美術を中心に―
会期:平成14年3月30日(土曜日)から平成14年5月6日(月曜日・休日)まで
 近江は多彩な仏教文化が花開いた地です。館蔵・受託資料の中から、仏教美術に焦点をあてて名品を紹介しました。主な出品作品は、浄厳院(安土町)の観経変相図、東方山安養寺(栗東市安養寺)の釈迦三尊十六羅漢図や狩野安信筆出山釈迦・蓮鷺・竹鶏図、徳生寺(栗東市伊勢落)の十字名号などです。


◆特別陳列「西川吉輔―地域の明治維新―」
会期:平成14年5月12日(日曜日)から平成14年6月23日(日曜日)まで
 西川吉輔(1816〜1880)は、幕末・維新期の近江を代表する国学者です。館蔵里内文庫や当館寄託の資料などから、西川吉輔と彼に関わる人々との交流を紹介しました。


◆第1回マイ・ミュージアム展
会期:平成14年6月29日(土曜日)から平成14年7月21日(日曜日)
 マイ・ミュージアム展は、市民や近隣の皆さんの手によって作られる展覧会です。コレクションや思い出の品、家宝とされている品々などのほか、創作活動の成果を発表する場としても活用していただくものです。


◆第12回平和のいしずえ展
会期:平成14年7月27日(土曜日)から平成14年9月1日(日曜日)
 「心をつなぐふるさと栗東」平和都市宣言を受けて、平成3年度から始まった「平和のいしずえ」展も今年で12回を迎えます。地域の視点から戦争と平和について考えました。


◆コーナー展示「中山道と栗太」
(近江中山道400年記念事業実行委員会後援)

会期:平成14年9月10日(火曜日)から平成14年10月14日(月曜日・祝日)
 中山道が慶長6年(1602)に整備されはじめてから今年で400年になるのを記念して、中山道と旧栗太郡との関わりを考えました。


◆テーマ展「近江の彫刻―湖南・甲賀の10・11世紀―」
会期:平成14年9月14日(土曜日)から平成14年10月14日(月曜日・祝日)
 古来より南都の影響をうけてきた近江ですが、平安時代中頃から天台の勢力が広まってゆきます。重層的な様相をみせる湖南・甲賀の10・11世紀に焦点をあてて紹介しました。
【関連企画】
・展示解説会:9月23日(祝日)午後1時30分から 本館学芸員
・関連講座「仏像に親しむ−仏像の見方と展示解説-」
: 10月6日(日曜日)午後1時30分から


◆企画展「近江の鋳物師―辻村鋳物師の活躍―」
会期:10月20日(日曜日)から11月24日(日曜日)
 辻(現 栗東市辻)の鋳物師は、江戸時代の日本を代表する鋳物師でした。江戸時代における辻村鋳物師の活躍のあとを丹念にたどり、さらに江戸後期、地元に多くの作品を残した太田西兵衛、幕末期の太田猪三郎、昭和の太田弁蔵までにいたる歴史を紹介しました。
【関連企画】
・展示解説会 :11月9日(土曜日)13時30分
・歴史フォーラム「辻村鋳物師」: 11月17日(日曜日)


◆テーマ展「下戸山の歴史と文化」
会期:11月30日(土曜日)から12月23日(月曜日・祝日)

 栗東市下戸山(しもとやま)は、古代豪族小槻(おづき)氏の祖をまつる小槻大社(おづきたいしゃ)が鎮座することでも知られます。集落の北には東海道に抜ける中郡街道(ちゅうぐんかいどう)が通り、安随寺(あんずいじ)、源流寺(げんりゅうじ)の2つの真宗(しんしゅう)寺院も起源は中世にさかのぼります。下戸山という土地に営まれた人々のくらしを紹介しました。


◆テーマ展「すこし昔の暮らしと人々」
会期:平成15年1月5日(日曜日)から3月2日(日曜日)

 おじいさんやおばあさんが子どもの頃、お父さんやお母さんが子どもの頃に、日常生活の中で使っていた道具をとおして、すこしむかしのくらしを紹介しました。


◆企画展「古墳時代の装飾品―玉の美―」
会期:平成15年3月8日(土曜日)から5月11日(日曜日)
(共催:財団法人栗東市文化体育振興事業団)
 栗東は近江の中でも多くの玉が出土する土地です、とりわけ古墳時代には、新開1号墳や大越塚古墳に代表されるように2,000点以上の玉が見つかる例も見られます。本展では、古墳時代を中心とした各地の玉作遺跡やトンボ玉などの特殊な玉を紹介し、玉をめぐる当事の社会のしくみや玉の製作技術について考えました。
【関連企画】
・歴史フォーラム「装飾品からみた大陸文化」:3月15日(土曜日) 13時から16時30分まで



表紙に戻る

本年度の催し物案内へ

栗東歴史民俗博物館の紹介に戻る

過去の展覧会年度別索引に戻る


直線上に配置
栗 東 歴 史 民 俗 博 物 館
〒520-3016 滋賀県栗東市小野223-8
電話 077-554-2733 fax 077-554-2755
http://www.city.ritto.lg.jp/hakubutsukan/